生成AIをブログ作成に活用しようと思った結果

松岡まどか、起業します ―AIスタートアップ戦記―』という小説をAudibleで聴いて、生成AIを活用していく時代なのだと痛感したのだけど、痛感した→行動してみた→成果が出せるとは限らないことをいま感じている次第です。




『松岡まどか、起業します ―AIスタートアップ戦記―』の概要

松岡まどか、起業します ―AIスタートアップ戦記―』は、高校生の頃からAIに夢中になり、自身でAIを開発してしまうほどの非凡な才能を持つ主人公、松岡まどかの物語です。AIを使いこなしている彼女は私から見ると「天才ですか!?」と思ってしまうんですけど、そんな彼女は大手企業から内定をもらうも、まさかの理不尽な内定取り消しに遭います。

そんな時、偶然出会った投資家との縁で起業を決意するのですが(まぁ偶然ではなかったんですけどね…ひどい話です)、なんと詐欺まがいの契約を結んでしまうことに!「1年間で10億円企業になれなければ、1億円を投資家に払う」という、まさに崖っぷちの状況に追い込まれます。「こんな大切な契約、なぜ自作のAIに相談しなかったんだろう…」という疑問はひとまず置いておいて、絶体絶命の彼女がAI開発に情熱を燃やし、奮闘する姿が描かれる”激熱”なスタートアップ小説です。

昨年12月、Audibleの3ヶ月99円キャンペーンで再開した私ですが、朝の散歩中にAudibleを聴く習慣がすっかり定着し、キャンペーン終了後も継続して楽しんでいます。この作品もAudibleで聴いたのですが、ナレーターの岸本 愛さんの声が本当に素晴らしかった!まどかの喜びや焦り、そして困難に立ち向かう熱い想いが、岸本さんの声を通してダイレクトに伝わってきて、何度心震えたことか。散歩中に思わず「激熱じゃん!」と独り言を漏らしてしまうシーンが何度もありました(笑)。Audibleは、ナレーターさんがキャラクターに命を吹き込んでくれるので、物語への臨場感や没入感が格段に増しますね。

生成AIとの共創でブログは変わるか?

「松岡まどか、起業します ―AIスタートアップ戦記―」という小説をAudibleで聴き、AIがこれから社会にどう溶け込んでいくのか、その未来を垣間見た気がしました。会社でもまさに今、「生成AIを活用せよ!」といわれていて、私も乗り遅れるわけにはいかない!という気持ちになったので、プライベートでGeminiを使い始めることにしました。

生成AIへの期待と、私の“語彙力”という壁

生成AIは文章作成に優れていると聞くから、「これはブログ作成の強力な味方になるんじゃないか!?」と、思うことはみんな一緒だとは思いますけど、今回このブログを書くにあたって「ブログ作成に協力してくれるGem」という役割のGemをGeminiで作ってみて、色々と試行錯誤してみました。

しかーし。私の中から、肝心の「言葉」が出てこない…!
薄々気づいてはいましたよ、私に語彙力がないことは。英語を勉強しようと思った時も同じ壁にぶつかりました。そもそも日本語の語彙力が乏しいから、伝えたい「言葉」が思い浮かばない。言葉がないなら、それを英語に翻訳することもできないんです。「伝えたいことがないと、言語というものは本当に無力だな」と痛感した経験がありますが、ここでも同じことを痛感しました。結局ツールなんですよね、英語も生成AIも。

生成AIは「ゼロから1」を生み出すわけじゃない。だからこそ、私にできること。

そんなわけで、生成AIを活用すると言っても、自分の中に「熱い想い」や「伝えたいこと」がなければ、AIも最高のパフォーマンスを発揮してくれないんだな、と痛感しました。生成AIは魔法のようにゼロから何かを作り出してくれるわけではない。私たちの「想い」という種があってこそ、素晴らしい文章という花を咲かせてくれるのだと。

だから、このブログでは、私が感じた素直な感想や熱い想いを文章として書き出し、それをGeminiに「食わせて」、より魅力的な文章へと“整形”してもらって記事にしてみることにしました。

私が「松岡まどか、起業します」を読んで感じた熱い想い、そしてそれを皆さんに届けるために、私の言葉をさらに素敵な文章にしてくれたGemini。これはまさに、人間とAIの「共創」ブログなんです!

こんな試みをしてみたブログですけど、どうでした?