『国宝』の世界にハマってしまった話①出会い

2025-10-05

ここでいう『国宝』とは、主演・吉沢亮さんで話題の映画『国宝』であり、吉田修一さんの小説『国宝』であり、映画は2025年6月6日に公開してからもうすぐ4ヶ月。9月23日についに興行収入が150億円を突破の歴史的な大ヒット記録中なわけですが、そんな『国宝』の世界にどっぷりハマってしまっている今日この頃。このハマりっぷりをブログに残します。




『国宝』との出会い

私が『国宝』を初めて認識したのは、何かの映画を観に行った時の予告映像でして、その時は「歌舞伎の話かー映像はきれいそうだけど、歌舞伎ってよくわかんないしなーワンピースもワノ国で止まっちゃったしなー伝統芸能ってなんか好きになれないんだよなー」という感じだったので、観に行きたいという気持ちはゼロでした。

2025年6月6日に公開された『国宝』ですが、私の周りから「国宝は圧巻だった」「日本人なら必見」という熱を帯びた声が聞こえてきまして、極めつけは、歌舞伎には全く馴染みのない親からの絶賛の声。「とても素晴らしかった!3時間なのに全く眠くならなかった!」と言うではありませんか。親はもう65歳超えてて、伝統芸能の粋なんて持ち合わせているわけもなく、それなのに全く眠くならない上に素晴らしかったって…予備知識なくても人の心を揺さぶる『国宝』。私は『国宝』に興味がわきました。

映画館へ行く前に…私なりの「面白い」の確かめ方

『国宝』に惹かれつつも、「歌舞伎に疎い私に、あの世界が理解できるだろうか」という一抹の不安が頭をよぎります。ましてや上映時間は3時間。せっかくなら物語を味わい尽くしたいし、お金を払うなら価格以上の価値を感じたい。そんな性分が、私の足を止め、映画に行く決断をさせません。

ちょうどそのころAudibleで次に聴く小説何にしようかと考えていたところ、『国宝』を発見!そして、閃きました。小説で心が動かなければ、きっと映画も響かない。ならばまず原作を聴き、その感動の熱量で、映画館の扉を開くかどうかを決めよう、と。

ーつづくー

私はAudibleをチョイスしました!Audibleだと「特別音声版」というナレーションがあります。
映画は青春篇と花道篇、両方やりきってます。