Geminiに紹介されたAudibleで聴ける小説『777(トリプルセブン)』

先日『松岡まどか、起業します ―AIスタートアップ戦記―』をAudibleで聴いたわけだけど、仕事にもつながる話なので、脳みそが疲れちゃいました。なので、何も考えずに楽しめるAudibleで聴ける小説をGeminiに紹介してもらいました!




777(トリプルセブン)の概要

777(トリプルセブン)は伊坂幸太郎さんの「殺し屋シリーズ」の最新作です(4つ目)。前作『マリアビートル』に登場した「天道虫(てんとうむし)」こと七尾(ななお)が主人公!彼が再び、予測不能なクライムサスペンスの中心に巻き込まれます。

物語の舞台は、華やかな雰囲気に包まれた高級ホテル。七尾は「簡単な依頼」の案件でホテルに潜入しますが、前作同様、相変わらずの“不運”体質。彼の「厄介なことには巻き込まれたくない!」という切実な願いとは裏腹に、まさに厄介極まりない事態が次々と彼の身に降りかかります。

このホテルにいるのは七尾だけではなく、彼を狙うかつての因縁を持つ殺し屋、謎めいた組織の一員、そして一見、普通の一般人に見える危険な人物たち——。様々な思惑を抱えた彼らの存在が複雑に絡み合い、予期せぬ化学反応を起こしていきます。

伊坂作品ならではの、軽妙でユーモラスな会話、緻密に練り込まれた伏線、そして二転三転する予測不能なストーリー展開は今作も健在。七尾のどうしようもない不運と、それに巻き込まれる周囲の個性的な人々が織りなす人間模様は、まさに圧巻です。シリーズならではの痛快なアクションと、読者の予想を裏切るサプライズが連続し、ユーモアとバイオレンスが絶妙にブレンドされたエンターテインメント性溢れる一冊に仕上がっています。

私はこの小説を「殺し屋シリーズの最新作」だと知らずに聴いたのですが、めちゃくちゃ面白くて一気に引き込まれました。シリーズファンはもちろん、私のように最新作から聴いても(読んでも)十二分に楽しめる、そんな奥深い魅力がこの小説にはあります!

Geminiがいたら、このブログのようなサイトは淘汰されちゃう?

最近わたしはGeminiになんでも聞いちゃいます。Geminiというツールを介しているだけであって、情報の元ネタはインターネットであり、グーグル検索をしていることと同じような話ではあるんだけど、Geminiはまるで人がしゃべってるかのように検索した結果をこちらに共有してくるので、中毒性があるような気がします。

「何も考えずに楽しめる小説」について、数か月前の私ならグーグル検索で情報を探っていたと思うけど、今回はGeminiに聞いてみたのです。

楽しい小説を教えて

最初にGeminiに伝えたのはこのたった一言。そしたらGeminiはこう返してきたわけです。

「楽しい小説」というリクエスト、素晴らしいですね!どのような種類の「楽しさ」をお求めかによっておすすめが変わってきますので、いくつかタイプ別に紹介させていただきます。

1. 読んでいて思わず笑顔になる、心が温まる小説

  • 有川浩 作品全般
    • 特に『阪急電車』:片道15分のローカル線で起こる小さな奇跡の数々が描かれ、心がほっこりする連作短編集です。
    • 植物図鑑』:野草の魅力が満載で、日々の生活が少し楽しくなるような作品です。
  • 青山美智子 作品全般
    • 木曜日にはココアを』:一杯のココアがつなぐ人々の温かい物語で、優しい気持ちになれます。
    • ただいま神様当番』:日常の中にちょっとした不思議や温かさを見つけるような作品です。
  • 森沢明夫 作品全般
    • 虹の岬の喫茶店』:心温まる人間ドラマが描かれており、読後に優しい気持ちになれるでしょう。

2. ユーモアがあって笑える小説

  • 伊坂幸太郎 作品全般
    • 陽気なギャングが地球を回す』:個性的な犯罪者たちが繰り広げる、テンポの良い会話と予測不能な展開が楽しいです。ニヤニヤが止まらないでしょう。
    • アイネクライネナハトムジーク』:偶然の出会いやささやかな奇跡が描かれた連作短編集で、伏線回収が見事です。
  • 奥田英朗 作品全般
    • イン・ザ・プール』:風変わりな精神科医と患者たちのやり取りが爆笑を誘います。短編なのでサクッと読めます。
  • 森見登美彦 作品全般
    • 夜は短し歩けよ乙女』:独特の世界観とユーモラスな文体が魅力。先輩と黒髪の乙女の摩訶不思議な物語です。
    • 四畳半神話大系』:大学生活での「もしも」を描く、シュールでコミカルな青春小説です。
  • さくらももこ『もものかんづめ』
    • 『ちびまる子ちゃん』の作者によるエッセイですが、実体験が面白おかしく綴られていて、思わず声を出して笑ってしまうでしょう。

3. ストーリーに引き込まれる、爽快感のある小説(ライトノベル含む)

  • 住野よる『君の膵臓をたべたい』:切ないけれど、青春の輝きと温かい友情が描かれていて、読後感は爽やかです。
  • 辻村深月『かがみの孤城』:いじめや不登校といった重いテーマを扱いながらも、希望に満ちた優しいファンタジーです。
  • 香月美夜『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~』:本への情熱が世界を変えていく異世界ファンタジー。とても読み応えがあり、続きが気になります。

これらの小説は、どれも読者に「楽しさ」や「前向きな気持ち」を与えてくれる作品だと思います。もし、さらに具体的なジャンルや好みがあれば、ぜひ教えてください!

Geminiからの返答は、まるで心ある誰かが小説を紹介しているような、そんな印象を受けました。その精度の高さに驚きつつも、「これって、もしかしたら、私たちのブログのような個人の発信は、AIに取って代わられてしまう時代が来るのかもしれない」と、少しばかり複雑な気持ちになりました。しかし、考えてみれば、Geminiはインターネットの海から珠玉の情報を拾い集めて、きれいに整理してくれているに過ぎない。つまり、私たちが感じたこと、考えたことを発信し続けるからこそ、AIもまた、価値ある情報を提供できる。そんな、人間とAIの共存の可能性を感じました。

Geminiに伝え忘れたことがあっても、後から伝えてOK!

Geminiからたくさんの小説を紹介してもらったわけですが、大切なことを伝え忘れていたので、あとから伝えました。

Audible で聞けるやつ

Geminiからの返信がこちら👇

Audibleで楽しめる「楽しい小説」ですね!オーディオブックならではの魅力として、ナレーターさんの読み聞かせによって、物語への没入感が深まったり、登場人物の感情がより鮮明に伝わったりすることが挙げられます。

先ほど紹介した「楽しい小説」の中から、Audibleで特に人気の高い作品や、朗読の評価が高い作品、そしてオーディオブックならではの楽しみ方ができる作品を中心にピックアップします。

読んでいて思わず笑顔になる、心が温まる小説

  • 有川浩 作品
    • 『阪急電車』:短編なので、ちょっとした隙間時間にも聴きやすいです。複数の声優さんによる朗読で、登場人物それぞれの個性も際立ち、より情景が浮かびやすいでしょう。
    • 『植物図鑑』:朗読によって、草花の説明がより心地よく耳に入ってきて、穏やかな気持ちになれます。
  • 青山美智子 作品
    • 『木曜日にはココアを』:複数の視点で語られる物語が、それぞれのナレーターによって丁寧に表現されており、温かさがより伝わってきます。
    • 『リカバリー・カバヒコ』:最近のAudible人気作品の一つで、心温まるストーリーが楽しめます。
  • 森沢明夫 作品
    • 『虹の岬の喫茶店』:感動的な物語が、朗読によってさらに心に響くでしょう。

ユーモアがあって笑える小説

  • 伊坂幸太郎 作品
    • 『陽気なギャングが地球を回す』:個性的なキャラクターたちの会話劇が魅力なので、朗読で聴くと、まるでラジオドラマを聴いているかのように楽しめます。テンポの良いやり取りがより際立ちます。
    • 『アイネクライネナハトムジーク』:短編の連作なので、気軽に聴き始められます。
    • 『777 トリプルセブン』:伊坂幸太郎さんのハラハラする展開のエンタメ小説で、Audibleでも人気が高いです。
  • 森見登美彦 作品
    • 『夜は短し歩けよ乙女』:独特の文体と世界観が、朗読によってさらに魅力を増します。シュールな面白さが耳から入ってくるのは新鮮な体験です。
    • 『鴨川ホルモー』:Audibleの「笑顔になれる」おすすめ作品としても挙げられています。
  • 奥田英朗『イン・ザ・プール』
    • ユーモラスな登場人物たちの掛け合いが、ナレーターさんの演技力によってさらに面白く感じられるでしょう。

ストーリーに引き込まれる、爽快感のある小説(ライトノベル含む)

  • 住野よる『君の膵臓をたべたい』
    • 切ないながらも爽やかな読後感の作品で、感情豊かな朗読によって、登場人物たちの心情がより深く伝わります。
  • 辻村深月『かがみの孤城』
    • ファンタジー要素もあり、朗読で聴くと、物語の世界にぐっと引き込まれます。
  • 香月美夜『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~』
    • 非常に人気の高い異世界ファンタジーで、Audibleでも巻数多く配信されています。ナレーターさんの安定した朗読で、長編でも飽きずに楽しめます。
  • 宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』
    • 2024年本屋大賞受賞作で、Audibleでも非常に人気が高いです。青春の瑞々しさとユーモアが朗読でよく表現されているでしょう。
  • 池井戸潤 作品(例:『半沢直樹』シリーズ、『俺たちの箱根駅伝』)
    • 池井戸潤さんの作品は、企業ものや逆転劇が多く、朗読で聴くと、まるでドラマを見ているかのような臨場感が味わえます。特に『半沢直樹』シリーズは、吉田健太郎さんの力強い朗読が評価されています。

Audibleで選ぶ際のポイント:

  • 試聴機能の活用: 気になる作品があれば、購入する前にぜひ試聴してみてください。ナレーターさんの声や読み方が、自分の好みに合うか確認するのが大切です。
  • 「聴き放題」対象作品: Audibleは「聴き放題」プランがあるので、対象作品であれば追加料金なしでたくさんの作品を聴けます。
  • 人気ランキングやおすすめリスト: Audible公式サイトやアプリには、人気ランキングやジャンル別のおすすめリストがあるので、参考にすると良いでしょう。

これらの作品の中から、あなたの「楽しい」に合うものが見つかることを願っています!

伝え忘れたことに怒ることもなく、こんなに大量の情報を丁寧に教えてくれるGemini。優秀すぎでは。Geminiの紹介で私はトリプルセブンに出会い、トリプルセブンをAudibleで聴き、生成AIで疲れた脳みそは回復しましたとさ😆チャンチャン

ちなみに、いまは殺し屋シリーズの1作目 グラスホッパーを聴き始めました😎グラスホッパーって昔読んだことがあるような気がしたけど、違ったかなー🙄読んだことがあったかもしれないけど、全然覚えてないから、いっか😂面白い小説は何度読んでも面白い👍